2017年2月28日 (火)

加湿器を色々と使ってきた経過のレポート2017年版

一家全員乾燥に弱いため、関東での生活には加湿器が欠かせない。という事で2008年ごろから、2017年現在まで、毎冬、加湿器を使っているが、どれも一長一短で決定版がなく悩ましい。2017年時点でのまとめを記す。

現時点での結論
過去12年にわたり、気化式、ハイブリッド式、スチーム式、超音波式と全方式使ってきたが、現時点でのベストはスチーム式の次の二機種。

象印 ポット型 EE-RL50またはその後継機

三菱重工 roomist SHE35NDまたはその後継機

詳しくは後述するが、方式ごとのざっくりとした利点・欠点のまとめは次の通り。この判断は人によると思う。

スチーム式

良いところ

  • 清潔
  • メンテナンスが楽

いまいちなところ

  • 結露が相対的にひどい気がする
  • もっと掃除しやすくできるはず(今でもハイブリッドより随分マシ)
  • 電気代が高いが、メンテナンスコストを考えれば妥当だろう

気化式・ハイブリッド式
使用を継続できなかった理由

  • 何週間も使い続けると雑巾臭がしてくる
  • 加湿フィルターを定期的にクエン酸につけ置きして洗うわけだが、30分なり60分なり浸けて置いておくという作業が非常に面倒くさい。
  • どれだけ洗えば繁殖した雑菌を撃退できるかの加減がわからない。雑菌臭が取れれば一応良いとは言え、そもそも雑菌なんて人間が臭いで感知できる以前から放出され始めているわけで、どこまで洗えば、どれだけ雑菌が落ちるのかさっぱりわからない。

良いところ

  • 選択肢が多い
  • タンクが大きいものもあり、水交換の手間を減らせる
  • 相対的に静か(ダイニチとか)

超音波式

継続できなかった理由

  • フィルターがなく、水が全部放出されるわけで、長時間連続で使用すると、部屋の木枠などに白い膜状の汚れが現れる。水と一緒に放出されたミネラル分らしい。
  • という事はつまり雑菌もどんどん放出される

良いところ


以下、これまで使った機種について時系列で感想を記す。

2008年以前 三菱電機の気化式

忘れた。

2008-2009年頃 シャープ インテリア加湿器 HV-800-W

一番下に水のタンク(しかも5リットル)があり、その真上に加湿フィルターがあるという特異な構造の加湿器。この構造ならハイブリッドの問題も全部解決じゃないか!という甘い見通しで購入するも、構造上洗い難い部分があり、そこに雑巾臭が染みついてどうしょうもなくなり使用断念。洗い難い部分というのは、フィルタと給水タンクを結ぶパイプの事。ファンの音もものすごくうるさかった。

Impress Watchの記事

2010年-2011年 ダイニチのハイブリッド式 HD-RX509

静音で気に入っていたが、雑巾臭→クエン酸つけ置き→洗う→連続運転→雑巾臭→の繰り返しに疲弊。掃除をさぼっている間にどれだけの雑菌を吸い込んでしまっているのか?!と疑心暗鬼になり終了。

2009-2017年 象印のポット型スチーム式加湿器

2.2リットルのタイプ

3リットルのタイプ

ほぼポットそのもの。ちゃんと加湿するし、沸騰させてるから清潔だし、洗浄もクエン酸を放り込んでボタンを押すだけでおおむねうまくいく。最高。ただ沸騰音がうるさい。同一デシベルでの不快感はファンよりましだと思うが、最初の立ち上がり時の沸騰音と、水がなくなってきた場合に沸騰音がポット内でカラカラと反響をはじめうるさい。でもまあ許せる。

今後は、水を4リットルくらい入れられて、水が干上がる少し前に運転を終了してくれるモデルが欲しい。今のモデルだと干上がった底面にミネラル分がカリカリに固まりがちで、クエン酸洗浄を数回かけないと剥がれなくなってしまうから。ただ、この製品過去8年間ほとんど進歩していない。なのに毎年新機種が出る。

窓周辺の結露がすさまじいことになるため、水を吸い取るテープを貼ったり、プチプチを貼ったり様々な工夫を施したが、最終的にはこのヒーターを窓際に置くのが最も効果があった。そしてさらに電気代が上がった。

森永エンジニアリング ウインドーラジエーター

 

W/R-1219

W/R-600

 

2015年 ダイソン Hygienic Mist AM10



水に紫外線を照射することで雑菌を減らすという、超音波式の欠点を解決する機構を持った加湿器。ダイソンのテクノロジーすごい。ダイソン万歳!と勘違いし、発売日に5万円以上の大枚をはたいて購入するも、二か月で利用を中止するに至った駄作。あれから2年。今の機種がこれらの問題を解決しているのかはチェックしていない。

最初の問題

朝起きてみてみたら盛大に水漏れ。床一帯水浸し。サポートセンターに電話したらすぐに新しいタンクを送るとのことですぐに届いたが、何がどう問題で、どう修正されたかという説明は一切なし。「出荷前に点検しておりますので」の一点張り。アマゾンのレビューでも同じ問題に出会ったという人の書き込みを見かけた。ということは再発の可能性が常にあるわけで、常に緊張を強いられる羽目に。

次の問題

洗うためには色々と分解する必要があるのだが、プラスチックの成形が全体におおざっぱで、外れにくい部品がある。分解に苦労する。ダイソンの掃除機も持っているが、同じようなもので、国産の家電製品に比べると作りが非常に大雑把。

連続運転していると、部屋のあちこちに白い膜状の汚れが付き始めたことに気付く。超音波式にこんな問題があるとは認識していなかった。ショック。

致命的な問題

雑菌の繁殖を防ぐのにUV照射するのは良いのだが、照射された場所から、実際に放出される場所までの距離が非常に長く、いくつもの部品を経由しており、そこに雑菌が繁殖するようで、雑巾臭がたまる。クエン酸をつけた布で拭くようにマニュアルにはあるのだが、構造上、手を入れられない箇所があり、拭くことができない。具体的には上部の楕円形の部分。前面のパネルを外すことができるが、奥の方に雑菌がたまるようでそこに手を入れるのは不可能。かといって丸ごとクエン酸に浸すには大きすぎる。結局洗えない。

2年前のことだが、高かったし、腹が立ってことをよく覚えている。買って一年後に、何かを改善したという部品を送ってくれたが、何がどう良くなったのかという詳しい説明もないので、リトライする気にはならなかった。

2017年 三菱重工roomist スチーム式 SHE35ND

買って二か月ほど。以前からある機種だが、何年か前にチェックした際には円筒状の部分へのミネラル分の付着がひどく、掃除が大変という評価が大半だったので無視していたのだが、なぜか近年評価が上がってきたようなので、試しに購入したところ、なかなか良かった。

ミネラルの付着がそれほど激しくないのは、イオンフィルターが装備されたからなのだろうか。まあ許せる範囲。気に入ったのでタンクが大型のSHE60NDを買おうとしたら、生産終了。三菱重工やる気あるのか。(ないのだろう)

象印のポット(EE-RL50)との比較ではこんな感じ。

  • 掃除は象印が簡単。roomistもハイブリッド式よりは楽。
  • 音はroomistが静か。
  • どちらもタンク容量が小さい。象印は最大3リットル。roomistは最大4リットルだがもう売られていない。roomist SHE120NDは10リットルだが、本体重量が8kgもあるため、洗うのが困難だろう。現実的ではない。

来年以降どちらを使うか。非常に悩ましい。現状SHE35NDを二台、EE-RL50相当(前の機種)を二台使っているが、SHE35NDがもう一台増えたとして、洗い続けられるのか?

ということでこの悩みに終止符を打ってくれる機種をどこか出してほしい。どういう機種なら終止符を打てるか?

象印スチーム式の難点は次の三つだが、最初の二つは解決しがたいだろう。

  • タンク容量4リットル以上欲しいが、それだと本体が大きくなりすぎて危険
  • 立ち上がりの沸騰音と、空に近づいた時のカラカラ音の低減は難しそう
  • 水をもう少し残して運転を停止する。まあ可能だろう。

三菱重工roomistスチーム式の難点は解決できるのかな。

  • タンク容量5リットルの機種が欲しい。できるはず。
  • 蒸発布を交換しやすくしてほしい。できないとは思えない。
  • 加熱用の黒い円筒状の物体もシーズンごとに交換したい。掃除が面倒だし。できるだろうけど、やると高くつきそうだし、安全面を考えるとちょっと機構が複雑になるかな。

2016年11月24日 (木)

飛行機でおすすめのネックピロー 頚椎症対策

年齢とともに難しくなってきたのが、飛行機で移動中に寝る際の首の固定。若いころは何の工夫もいらなかったのだが、ここ数年間は、首がガクッと曲がり落ち、気づくと頸椎症が悪化しているという困った状況。

ここ数年、空港等で売られているU字型のネックピローを試したが、どれも「首の固定」という観点からはまるで役に立たず。そういうわけで色々と特殊なものを試した結果をここに記す。不思議なことに日本製はひとつもない。日本の会社はこういうことには興味がないのだろうか。

最初に自分の中でのベストを記すが、はっきり言って個人差は大きいと思うので、この記事を読まれた方はぜひ色々と試してレポートしてほしいです。

ベスト
Core Products社FOAM Cervical Collar Black - 2.5 inch height
  http://www.coreproducts.com/foam-cervical-collar-universal.html
Foamcervicalcollar

どう見てもムチ打ち患者のコルセットなのだが、まあその通りのものです。最近の出張では毎回使っていて目立った問題はなく機能している。すごく快適・・・ではないが、他と比べればベスト。

次点
Caldera社Releaf Neck Rest - Regular
  http://www.calderaintl.com/store/ReLeaf-Neck-Rest-large.html
1372458003423_1releafblack

FOAM Cervical Collarを入手するまではこれがベストだった。これもムチ打ちコルセットそのもの。難点は首への締め付けが少々きつく、長時間使用すると苦しく感じる場合があること。Largeを買っていればこの問題はなかったかも。

大きな期待を寄せていたが
WOOLLIP
  http://www.woollip.com/
Woollip

この製品が全てを解決してくれるのではと、非常に大きな期待を持っていたのだが、使ってみると意外に合わなかった。だがこれは人によるだろう。自分にとっての難点は、右の写真のポーズをとった際に顎に多くの体重がかかり、顎が非常に疲れるということ。かみ合わせも悪いところに、顎への負担というのはある種致命的なので、まだ機内で試してはいない。

こんな巨大なものを膨らませるのは大変なのではと思われるかもしれないが、空気を入れる部分に工夫がありとても簡単に膨らませることができる。ただ一方、元の大きさまで縮めるのは非常に難しい。どうしてもどこかに空気が残ってしまって少々かさばる。

本当にものすごく期待していたのだ。残念だ。かみ合わせに問題がない人や、顔が横向きでもOKな人ならいいんじゃないかなあ。

ひょっとして新たなベストはこれか?と思ったが
trtl pillow
  https://trtltravel.com/products/trtl-travel-pillow
Blacknew2

一番最近買ったもの。これが新たなスタンダードになるのではと期待を寄せていた。ホテルで試したときは結構良い感じだったのだが、実際機内で長時間使ってみると、首を同じ方向に傾け続ける傾けるというその体勢が、やや首の痛みを引き出してしまい、30分おきにピローの方向を180度変える必要が出てきた。結構良いものだとは思うのだが悩ましい。もう一度くらい実フライトでチャレンジしてみたい。

U字ピローへの回帰は無意味なのか
J-pillow
  http://www.jpillow.com/
Jpillow

U字ピローのニューウェーブといった感じ。ひょっとして?と一瞬思ったが、使ってみたら普通のU字ピローに比べてそんなに優れているとも思えず。U字ピロー同様、頭はぐらぐら。どうも今一つだった。使い方が悪いのかサイズが合ってないのか。

完成待ちの商品たち
これらの商品はまだ開発中である。届くのが楽しみだ。

BULLREST
  https://www.indiegogo.com/projects/the-bullrest-travel-pillow-accessories/x/4140727#/
Bullrest

SONO Pillow
  https://www.kickstarter.com/projects/1659294912/sono-pillow-a-new-class-of-comfort
Sonopillow

SkyDreamer
  https://www.kickstarter.com/projects/1674182010/skydreamer-a-travel-pillow-engineered-for-our-time
Skydreamer


近くにいるポケモンを探す機能が使えるようになった(USで)

出張でシアトル国際空港におりたち、ポケモンGOを立ち上げると、噂の、ポケモンを探す機能が使えるようになっていた。ものすごく便利。で、その後、日本に帰ってきたのだが、この機能は当然のように使えなくなっていてかなりモチベーションが下がった。

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すばらしい。ポケソースから湧く分は「かくれているポケモン」扱いなのだろう。これらの場所はわからない。この画面で各ポケモンをタップすると、ポケストップの写真がもう少し見やすくなる。
20161107_4_52_13

さらにここで「探す」をタップすると、それがどこなのか地図上で教えてくれる。実に便利。特に初めての土地では。

20161107_5_34_01

この機能のおかげでたくさんケンタロスを捕獲することができた。そんなにヘビーなユーザではないので、ゲームを効率的に遊べるようにできるこういう機能は大歓迎である。

早く日本でもリリースしてほしい。

2016年8月15日 (月)

アームレストをどうするか

5月に頚椎症が一気に悪化した際に問題となったのがアームレスト。症状の改善のために昨年から椅子をハーマンミラー社製のミラ2チェアに変え、机は電動昇降機付きスタンディングデスク[オカムラのSwift(スイフト)]としていたのだが、このミラチェアの欠点が問題となった。

ひじ掛けの高さが低すぎて、キーボードを打つ姿勢の場合に、肘を置けないのだ(単におこうと思えば置けるが、あくまでキーボードを打つケースで)。この半年間、これで問題を感じなかったんだけれども、頚椎症を悪化させた状態では、腕全体が重力で下に引っ張られる状態そのものが首と肩のつながる部分に異様な不快感をもたらす。そこで最初に買ったのがこちらのアームレスト。

サンワダイレクト アームレスト マウスパッド付 デスク&イスの肘掛けに取り付け 100-TOK001

だがオカムラのSwift(スイフト)に固定できなかった。サンワのサイトを詳しくみていただければわかると思うが、机の手前部分がしっかり90度でカットされている必要があり、Swiftのようにゆったりとした傾斜がかかっているとNG。いや、これは事前に知っていて、傾斜エリアの大きさからイケると踏んで購入したのだが、ダメだった。サンワの製品は製品としては問題なく、会社の机に設置して使っている。これはこれで快適。

机につけられないなら、椅子につけようということで、代わりに購入したのがこちら。
肘掛け用 後付けクッション「ひじラクダ」12センチ厚


見るからにチープな雰囲気ではあるのだが、これで正解だった。しっかり固定できてキーボード打撃時もしっかり肘を休められる。ただし、ミラ2チェアの高級感は結構損なわれ、うちの妻には「採血用の台にしか見えない」と爆笑されている。

Nurugo MicroでiPhoneを400倍の顕微鏡に変える

Kickstarterで投資しておいたNurugo Microが届いたのが数か月前。スマホを顕微鏡にするという、よくあるカテゴリのガジェットだが、特徴的なのはその倍率。実に400倍である。面白いと思ったのが、このガジェットに付属のパーツがiPhoneのLEDライトを反射させて、400倍の接眼レンズの周囲から丸く物体を照らし出すという仕組み。これなら明るい。

400倍だと人間の目の解像度を大幅に超えるので、たまに驚きの写真が撮れる。

ベランダに咲いている花の花粉をセロテープで少量取り、プレパラートに貼り付けて撮影。しっかり粒が見えるぞ。
Kafun

Kinesis freestyle2キーボードのパームレストの拡大写真。編み込まれている!
Kinesis

ベランダの植物の葉っぱに謎の黒い点々(0.5mmもない)が。。。動かないので何かの卵かと思い、セロテープにくっつけて、プレパラートに貼って眺めてみると。。。どう見ても昆虫だった。くっつけてしまってごめん。
Insect

ここまで試して盛り上がってしまい、染色液やピンセットも購入したのだが、考えてみると、この製品は仕様上、上から光を当てて絵になるものしか対象にできない。世間でよくある綺麗な顕微鏡写真は、下から光を当てたものが結構多いから、意外にネタ探しに苦労する羽目に。でも面白いガジェットだ。これは。


[追記2016.11.24]
iPhone7ではレンズ部のでっぱりが大きくなっているため、合わない。でもピントの位置がずれるだけで、使うことはできる。使いにくいけど。

シン・ゴジラによる妄想(微妙にネタバレあり)

微妙にネタバレがあるので、気にされる方は読まないでください。ネタバレといっても極々微妙なものなので、問題はないはずですが、私としては保証できかねます。自己責任でお願いします。以下改行が続きます。































シン・ゴジラを観てきたのが一週間前。観に行く前は、庵野が実写で何度か繰り返した意図的なチープ感満載の映画になるのではないか。もしかしたら、庵野がウルトラマンに変身してゴジラを迎え撃ち、ゴジラのコアが露呈して中からエヴァが出てきて、エントリープラグにはカヲル君が乗っていて、庵野は実はシンジ君で、パシャ、みたいな展開も最悪ケースとして想定していた。が、素晴らしかった。感動した。また観に行きます。失礼な予想をして本当にすいませんでした。

Kinesis Freestyle 2を2か月半使ってみて

頸椎症による右手の痺れと首の不快感がピークに達し、普通のキーボードを打てなくなったのが5月ごろ。その間、色々とキーボードを行ったり来たりしたが、結局ずっと使い続け、今も快適に使えているのがKinesis Freestyle 2だ。会社と自宅用に二台購入した。このキーボードがこの世に存在しなかったら自分は仕事を続けられなかっただろう。それほど素晴らしいキーボードだ。

Kinesis Freestyle2 Keyboard - http://www.edikun.co.jp/kinesis/freestyle.htm


比較の記事は少し前に書いたのでそちらを見ていただくとして、今回はFreestyle2についてのみ記す。

買ったモデル
キネシス フリースタイル2 (20インチ)
キネシス フリースタイル2用アクセサリVIP3単品

設置しての第一印象
プラスチックの部分やパームレストが安っぽい。高級キーボードには見えない。(もちろん変態キーボードには見える)

使った印象
キーの並びは至って標準的。習熟の必要性は皆無ですぐに使い始められる。ControlとCaps Lockの入れ替えについては、古典的なレジストリの書き換えで対処。その他キーアサインはAutoHotkeyを使っているが、これはキーボード本体とは関係ない話。キーの硬さは35-44gでTravelが3.9mmと、HHKBよりは柔らかく、Realforceと似ており、頚椎症患者に優しい。

気になった点
VIP3アクセサリを使い、キーボードを15度傾斜させて使っているが、傾斜用板のゴム足が剥がれてくる。キーボードを二台かったので、合計八つの脚があるが、全てずれてきて、貼りなおした。それ以外は問題なし。

まとめ
全体としては非常に満足している。おかげで仕事を続けることができている。ありがとう。

ちなみに、Kinesis Advantage USB Contoured Keyboardという、キー配列自体を工夫したキーボードも売られているが、こちらは先に購入したErgoDox EZ同様、碁盤の目のようにキーが配列されているため、慣れが必要となる。

Contouredを使っている、同じく頚椎症の同僚を見つけたので感想を聞いてみたが、最初の一か月は苦痛。でもそれ以降は、問題ないし、普通のキー配列のキーボードと行き来しても問題なくなったとのこと。その人が現在使っているContouredは二台目。ということは、自分もあと一か月ErgoDox EZを頑張ってもよかったのだろうか、当時の状況では健康という観点から、やはり受け入れられなかった。

霧ヶ峰リモート使用記

霧ヶ峰エアコンを外出先からスマホでコントロールできるアプリ「霧ヶ峰リモート」。かれこれ10か月ほど使っているが、もう、ものすごくいまいちすぎて、日本の大手家電メーカーって駄目だよなとか、根拠のない断定思考が頭を駆け巡るほどイケていない。このアプリ、本当にダメなのか? いや、エアコンの電源を入れたり切ったり温度を変えたりはおおむね可能なので、完全否定するほどでもないのだが、まあ、とにかくイケていない。この記事を書くエネルギーは、そのイケてない度合から来ている。

何がイケていないか。

その1:アプリ名が半角カナ(iOS版)。

その2:アプリを立ち上げるたび、毎回ログインが必要(10分程度の間隔なら不要)。でも名前とパスワードは覚えていてくれる。意味ない。セキュリティを上げたいのかあげたくないのかどっちなんだ。

その3:ログインに30秒から1分は待たされ、たまにタイムアウトする。霧ヶ峰が一台だったころは割と早かった記憶がある。四台ある今では毎回ものすごく待たされる。何の冗談なんだ。

Kirigaminelogin

その4:ブロードバンドルータをリセットするなどして、一時的にインターネット接続が断たれた場合、アプリからエアコンにアクセスできなくなり、復旧まで24時間から数日かかる。手動で戻す方法は不明。このスクリーンショットにある三つ目のエアコンはもう三日ほど帰ってこない。
Kirigaminelist

その5:UIがとにかくイケていない。パソコンのUIしか作ったことのない人が、やっつけで作った感じ。

その6:改善への期待が皆無。このアプリ、2013/11/01にリリースされてから一度もアップデートされていない。ヤレヤレ。

ちなみに霧ヶ峰エアコン本体はよくできていると思う。アプリから選ぶとどのメーカーがいいんだろうねえ。とはいえ高い買い物だし、あと10年は買い替えないからなあ。はっ。その足元を見て、アプリは手抜きなのか? まさに選択と集中。

エアコンを外出先から制御するために、他に次のようなガジェットも導入しているが、一長一短で、結局渋々霧ヶ峰リモートを使っている。イケていないが、最低限のことはできることはできるのだ。時間はかかるが。あ、いや、三台目のエアコンはいまだに制御不能。いまどき一万円以上するWi-Fiユニットを取り付けているというのに。三菱電機のソフトウェアがイケている印象は元々ないのだが、まあそうはいっても大丈夫だろうと思った自分がバカだった。

他に使っている赤外線制御用ガジェット。
iRemocon
iRemoconWiFi
Sensibo
AmbiClimate

2016年6月 1日 (水)

ErgoDox EZを三日間使ってみて

右手がしびれて、肩から抜けるような感覚に襲われ、キーボードタイピングが困難になってきたため、左右分離キーボードを購入した。この記事で紹介するのはこちら。

ErgoDox EZ https://www.indiegogo.com/projects/ergodox-ez-an-incredible-mechanical-keyboard#/

買ったモデル
Tilt/Tentキット(キーボードを傾けるための物)とWing Wrist rest(パームレスト)つき
アルファベットキーの刻印あり
キースイッチはWhite[Force: 35g, Pre-Travel: 2.0mm, Feel: Linear]
 ひょっとしたらBrown[Force: 55g, Pre-Travel: 2.0mm, Feel: Tactile]の方が良かったかも

まとめ
結論から書くと、丸二日、のべ20時間ほど仕事で使用したが、学習曲線が上がらず、右手の痺れを悪化させてしまったため、利用を中止した。このブログはKinesis Freestyle2で書いている。これは私の場合の問題なので一週間頑張る体力があればなんとかなるんじゃないかな。三万円位したのに。ああもったいない。

みた感じ
カッコいい。クール。まさに会社のデスクに置いておきたい感じ。謎の高級感あり。

キータッチ
カチャカチャ感はRealforceよりもHappy Hackingに似ている。このため、キー最大押し下げ時の着地感から指先への不快感を感じてしまう自分には向いていない感じ。Realforce[Force: 30-45g]や、Kinesis Freestyle2[35g]のキー最大押し下げ時の停止感の柔らかさの方が好み。

カスタマイズ性
こちらのサイトでキーレイアウトをGUIで定義し、ダウンロードしたファイルを、teensy.exeというツールでキーボードのファームウェアに書き込むことで、ほぼ何でもできる。Windowsでレジストリをいじって再起動みたいな面倒くささは皆無。
https://keyboard-configurator.massdrop.com/ext/ergodox

買った初日は10分おきにレイアウトを変更していたが、二日目の午後にはおおむね安定して、こうなった。

Ergodoc_ez_keymap

このほか、押し込んだ場合と単に打撃した場合で動作を変えることができ、例えばAのキーを押したままにするとControlと認識させるといったこともできる。すばらしい。この場合はコンパイルが必要だがそう難しい知識は必要ない。

キー配列
もっとも苦しんだのが英数字キーの物理的な配列である。写真を見ていただくとわかると思うが、ほぼ碁盤目に並んでいる。通常のキーボードは一列ごとにずれている(千鳥配列)わけだから、使用感はすごく違ってくる。ホームポジションから1を押したらEscになるとか、zを押したつもりでx、bを押すつもりで長い謎キー、7を押すつもりが6。もうきりがない。自分はUS配列と日本語配列キーボードを両方問題なく使い分けられるので、この程度の違いはたいしたことないと思っていたのだが、これが甘かった。上記の配列カスタマイズ図でbが二つあることと、6-0の位置が実キーボードの刻印から左にずれているのは、この問題への苦肉の対応の結果である。

このキーボードは親指の場所に色んなキー置いてあって、これはそれなりに便利なのだが、意外に疲れることに気付いた。でも便利。

物理的なキー配列の問題はまさに慣れの問題であって、おそらく一週間も使えば快適になるとは思うのだが、なにぶん腕の方がそんなに無理できる状態ではないので、涙を呑んで使用を中止した。

使用感
初日
キーのカスタマイズが楽しい。千鳥配列との違いにより、タイプミス多数。チャットでの会話はほぼ不可能。手が疲れた。ストレス大。キーボードのティルト(傾き)についても、ベストポジションが見つからずひたすら試行錯誤。でも楽しい。

ベストポジションがみつからないという話はこちらにも書かれていた。
http://blog.nabetama.com/post/2016-05-23-58/

二日目

かなり慣れてきたが、焦るととたんにタイプミス増。さらに手が疲れる。親指も疲れる。でもポテンシャルは感じる。こちらに慣れた後、たまに千鳥配列キーボードに戻ると、タイプミス激増。US配列との切り替えとかそういう次元じゃない困難さ。

三日目
手の疲労がMaxのためKinesis Freestyle2にもどした。無念。

2016年5月31日 (火)

頚椎症のためのキーボード選び

頚椎症の悪化に伴い、右腕でのタイピングが苦痛となった。このため仕事環境を色々と改善すべく、アームレストを買ったりキーボードを変えたり、マッサージ用具を買ったりしたのだが、まずはキーボードの話からはじめたい(もちろん病院にも行っている)。

さかのぼると、そもそも5年くらい(うろ覚え)Happy Hacking Keyboard Professional2を使っていたのだが、キー押し下げ時のカツンとくる感じが、病気のせいか指先に苦痛として感じられるようになってきた。このため東プレのREALFORCE87Uを導入して二年ほど。REALFORCEの優しいタッチはそれなりに気に入っていたが、キーボードに向かって両腕を寄せて構えるという態勢自体が苦痛となってしまい、Erogonomics系キーボードを導入することに。

そうして半年ほど前に買ったのがMicrosoft Sculpt Ergonomic Desktopというキーボード。しかし、このキーボード、形は悪くないし、タッチもまあまあなんだけど、キー配列がまるでイケておらず、押し間違いが頻繁に起こる。特に良くないのが、BackspaceとEnterのすぐ右側に、逆側の英字キーと等間隔の距離に巨大なDeleteキーとInsertキーがある点。そして同じく左端上隅の日本語入力切替キーの真上に、等間隔で極小のEscキーがあること。この「ほかのキーと同間隔なので、指先だけで位置を測りづらい」「重要でないキーが妙に大きく、重要なキーが妙に小さい」問題のため、頻繁に押し間違いが起こる。EnterのつもりでIns、またはBackspace。Escを押すつもりで、日本語入力オン。ひどいストレス。何のためのSculpt Ergonomic Keyboardなんだよ。

話は元に戻り、そうこうしているうちに頚椎症が悪化してSculpt Ergonomic Keyboardの形状ですら辛くなった関係で、左右セパレート式キーボードを探すことにした。

候補として検討したのがこの三つ。
Kinesis Freestyle2 Keyboard - http://www.edikun.co.jp/kinesis/freestyle.htm
ErgoDox EZ - https://www.indiegogo.com/projects/ergodox-ez-an-incredible-mechanical-keyboard#/
Ultimate Hacking Keyboard - https://www.crowdsupply.com/ugl/ultimate-hacking-keyboard

問題は、どれも店頭で試しようがなく、使用感がわからないまま発注せねばならないということ。迷った末、なぜか各所ブログで盛り上がっているErgoDox EZを注文した。が、納期が非常に長いと気づき、症状がどんどん悪くなってきて、かといって仕事を休むわけにもいかないから、即納可能なKinesis Freestyle2 Keyboardも後から買った。ちなみにUltimate Hacking Keyboardは、まだ完成していないから入手することができない。

ここで参考にしたのがキーの硬さとストロークの深さを示すデータ。Realforceで快適だったがHHKBで調子悪かったということは、45gは硬すぎると考えられる。ErgoDox EZは固さやストロークを選べるのが素晴らしい。一番軽いWhiteで注文した。

                     Acitivation-Force   Peak-Force     Travel   Pre-Travel
Kinesis freestyle2              35g         44g          3.9mm
HHKB Pro2                       45g                      4.0mm
Realforce                     30-45g                     4.0mm
ErgoDox EZ(white)               35g         50g          4.0mm    2.0mm
Matias Ergo Pro for Win                60g               3.5mm

こうして、まずKinesis Freestyle2 Keyboardを一週間使い、ErgoDox EZを二日使った状態でこのブログを書き始めている。

次の記事は、ErgoDox EZについて。