『由美子ライブ 3,680日ぶりの、こんにちは。』参加レポート
春の大○愛ライブを最後にもう前線には出ないと決めていたけど、チケット発売日が近づくにつれて焦りが募り、三日前になると、これを逃すともう一生後悔することになるんじゃないかと思い直し、奥さんの許可をもらって参加しました。
会場はそれなりに高齢なファンばかりで、それはまあ珍しくも意外でもない光景。とはいえ、高橋由美子本人がアイドル活動中は、きっとこの同じメンバーの平均年齢は20代だったはずで、現代のアイドルのようにファンの年齢が最初から逝ってしまってるのとは違い、みんなあれから歳をとったんだと理解してくれる(?)とか思うけど、そんなこと考えても仕方がないので、これはこの辺で。
■ライブ開始
ライブ出だしからアイドル時代の歌の連続に感動。そして、どの曲が来ても前奏出だし一小節以内に曲目を見分けて手振りを合わせてくる周囲の皆さんの玄人っぷりにも驚く。楽器が違うしちょっとアレンジされているというのに! 10年ぶりの参加でこの追従性、ミンメイの歌を聴いて目覚め、ボドルザー艦に突撃していくゼントラーディー軍のような威力を感じた。この例えも20世紀風。
自分にとっては三度目の高橋由美子ライブながら、一度目の赤坂BLITZは、オールスタンディングの最後方だったため、頭頂部しか見えないまま終了。次のBunkamuraは、知らない歌ばかりで入り込めず終了と、今回が初参加みたいなもので、よく知ってる歌を見える距離で歌っているだけで感動。あ、海上自衛隊 in 武道館も行ったか(笑)
余計なアレンジもなく、オリジナルの歌をオリジナルのまま真剣に歌う姿に心を打たれた。そして、10年前に散り散りになり、今はそれぞれ別の道を歩いているファンたちが、老いながらも再結集して、準備もなくここにシンクロしている状況に、さらに感動。
■中盤
とはいえ、最近の仕事の歌は歌うだろうと思っていたら、やはりレミゼの歌を歌ってくれた。その姿に『アニーよ銃をとれ』を8回観に行った事を思い出す。あの頃は声が枯れて大変だったけが、随分成長したな。自分はそれ以来、ミュージカルの面白さに目覚め、随分色々観た挙げ句、レミゼには取り憑かれて10回くらい観たのだった。そこに高橋由美子参加することになった時はとても心配だったけど、実際最初はちょっと微妙ではあったが、あれからよく成長した。
ここで『アニーよ銃をとれ』ナンバーも歌って欲しかったけど、時間もないしな。『ETUDE』。『夏の約束』。彼女の歌は名曲ばかりだ。
■後半
幕間、今日はどうやって締めるのかな。『友達でいいから』歌ってないし、と思案しているところへ、ひまわりの衣装で舞台袖からダッシュしてきてメドレーに突入。自然にみんな立ち上がって大拍手と歓声。突然15年さかのぼったような高橋由美子の姿と、異様な会場の熱気。これだ。俺が見たかったものは。いや、しかし、まさかこれがみられるとは思っていなかったし、想像していたものをも超えていた。曲に合わせて手拍子するうち、いつしか目から汗をかいていた。感動して泣くというのとはちょっと違う。汗の一種のように出てきた。充実感、達成感。笑顔が輝いているのが見えた。
この後、4回くらいアンコールして終了。形式的なものじゃない、真に望まれたアンコールだった。
■あとがき
ライブの日から、もう丸二日。あの時間が奇跡過ぎて、急速に現実感を失いつつある。あれは本当に起こったことだったのか。思い出すことはできるけど、まるで違う世界での出来事だったような気がする。それほど奇跡的な出来事だったし、山ちゃんのアレンジも、秀逸だったと思う。そして何よりも、高橋由美子はプロのアイドルだとわかった。
MCも楽しかったな。あんなに話が長いとは思わなかった。『その手にはのらんぞ!』の反応にも笑えた。
もっと早く東京に出てきて、どんどんライブ行けば良かったな。俺。
それにしても、ひまわりの衣装は良かった。月刊BOMBに載ってくれ。
歌をコンサートの曲順に並べ、iPhoneに入れて毎日聴いているのだが、次の二曲だけ持ってなくて驚いた。しょっちゅう聴いていたつもりだったのに。
『すき…でもすき』
『Good-bye Tears』
今からじゃあ入手困難だ。
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