飛行機でおすすめのネックピロー 頚椎症対策
年齢とともに難しくなってきたのが、飛行機で移動中に寝る際の首の固定。若いころは何の工夫もいらなかったのだが、ここ数年間は、首がガクッと曲がり落ち、気づくと頸椎症が悪化しているという困った状況。
ここ数年、空港等で売られているU字型のネックピローを試したが、どれも「首の固定」という観点からはまるで役に立たず。そういうわけで色々と特殊なものを試した結果をここに記す。不思議なことに日本製はひとつもない。日本の会社はこういうことには興味がないのだろうか。
最初に自分の中でのベストを記すが、はっきり言って個人差は大きいと思うので、この記事を読まれた方はぜひ色々と試してレポートしてほしいです。
ベスト
Core Products社FOAM Cervical Collar Black - 2.5 inch height
http://www.coreproducts.com/foam-cervical-collar-universal.html
どう見てもムチ打ち患者のコルセットなのだが、まあその通りのものです。最近の出張では毎回使っていて目立った問題はなく機能している。すごく快適・・・ではないが、他と比べればベスト。
次点
Caldera社Releaf Neck Rest - Regular
http://www.calderaintl.com/store/ReLeaf-Neck-Rest-large.html
FOAM Cervical Collarを入手するまではこれがベストだった。これもムチ打ちコルセットそのもの。難点は首への締め付けが少々きつく、長時間使用すると苦しく感じる場合があること。Largeを買っていればこの問題はなかったかも。
大きな期待を寄せていたが
WOOLLIP
http://www.woollip.com/
この製品が全てを解決してくれるのではと、非常に大きな期待を持っていたのだが、使ってみると意外に合わなかった。だがこれは人によるだろう。自分にとっての難点は、右の写真のポーズをとった際に顎に多くの体重がかかり、顎が非常に疲れるということ。かみ合わせも悪いところに、顎への負担というのはある種致命的なので、まだ機内で試してはいない。
こんな巨大なものを膨らませるのは大変なのではと思われるかもしれないが、空気を入れる部分に工夫がありとても簡単に膨らませることができる。ただ一方、元の大きさまで縮めるのは非常に難しい。どうしてもどこかに空気が残ってしまって少々かさばる。
本当にものすごく期待していたのだ。残念だ。かみ合わせに問題がない人や、顔が横向きでもOKな人ならいいんじゃないかなあ。
ひょっとして新たなベストはこれか?と思ったが
trtl pillow
https://trtltravel.com/products/trtl-travel-pillow
一番最近買ったもの。これが新たなスタンダードになるのではと期待を寄せていた。ホテルで試したときは結構良い感じだったのだが、実際機内で長時間使ってみると、首を同じ方向に傾け続ける傾けるというその体勢が、やや首の痛みを引き出してしまい、30分おきにピローの方向を180度変える必要が出てきた。結構良いものだとは思うのだが悩ましい。もう一度くらい実フライトでチャレンジしてみたい。
U字ピローへの回帰は無意味なのか
J-pillow
http://www.jpillow.com/
U字ピローのニューウェーブといった感じ。ひょっとして?と一瞬思ったが、使ってみたら普通のU字ピローに比べてそんなに優れているとも思えず。U字ピロー同様、頭はぐらぐら。どうも今一つだった。使い方が悪いのかサイズが合ってないのか。
完成待ちの商品たち
これらの商品はまだ開発中である。届くのが楽しみだ。
BULLREST
https://www.indiegogo.com/projects/the-bullrest-travel-pillow-accessories/x/4140727#/
SONO Pillow
https://www.kickstarter.com/projects/1659294912/sono-pillow-a-new-class-of-comfort
SkyDreamer
https://www.kickstarter.com/projects/1674182010/skydreamer-a-travel-pillow-engineered-for-our-time
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