キーボード

2016年8月15日 (月)

Kinesis Freestyle 2を2か月半使ってみて

頸椎症による右手の痺れと首の不快感がピークに達し、普通のキーボードを打てなくなったのが5月ごろ。その間、色々とキーボードを行ったり来たりしたが、結局ずっと使い続け、今も快適に使えているのがKinesis Freestyle 2だ。会社と自宅用に二台購入した。このキーボードがこの世に存在しなかったら自分は仕事を続けられなかっただろう。それほど素晴らしいキーボードだ。

Kinesis Freestyle2 Keyboard - http://www.edikun.co.jp/kinesis/freestyle.htm


比較の記事は少し前に書いたのでそちらを見ていただくとして、今回はFreestyle2についてのみ記す。

買ったモデル
キネシス フリースタイル2 (20インチ)
キネシス フリースタイル2用アクセサリVIP3単品

設置しての第一印象
プラスチックの部分やパームレストが安っぽい。高級キーボードには見えない。(もちろん変態キーボードには見える)

使った印象
キーの並びは至って標準的。習熟の必要性は皆無ですぐに使い始められる。ControlとCaps Lockの入れ替えについては、古典的なレジストリの書き換えで対処。その他キーアサインはAutoHotkeyを使っているが、これはキーボード本体とは関係ない話。キーの硬さは35-44gでTravelが3.9mmと、HHKBよりは柔らかく、Realforceと似ており、頚椎症患者に優しい。

気になった点
VIP3アクセサリを使い、キーボードを15度傾斜させて使っているが、傾斜用板のゴム足が剥がれてくる。キーボードを二台かったので、合計八つの脚があるが、全てずれてきて、貼りなおした。それ以外は問題なし。

まとめ
全体としては非常に満足している。おかげで仕事を続けることができている。ありがとう。

ちなみに、Kinesis Advantage USB Contoured Keyboardという、キー配列自体を工夫したキーボードも売られているが、こちらは先に購入したErgoDox EZ同様、碁盤の目のようにキーが配列されているため、慣れが必要となる。

Contouredを使っている、同じく頚椎症の同僚を見つけたので感想を聞いてみたが、最初の一か月は苦痛。でもそれ以降は、問題ないし、普通のキー配列のキーボードと行き来しても問題なくなったとのこと。その人が現在使っているContouredは二台目。ということは、自分もあと一か月ErgoDox EZを頑張ってもよかったのだろうか、当時の状況では健康という観点から、やはり受け入れられなかった。

2016年6月 1日 (水)

ErgoDox EZを三日間使ってみて

右手がしびれて、肩から抜けるような感覚に襲われ、キーボードタイピングが困難になってきたため、左右分離キーボードを購入した。この記事で紹介するのはこちら。

ErgoDox EZ https://www.indiegogo.com/projects/ergodox-ez-an-incredible-mechanical-keyboard#/

買ったモデル
Tilt/Tentキット(キーボードを傾けるための物)とWing Wrist rest(パームレスト)つき
アルファベットキーの刻印あり
キースイッチはWhite[Force: 35g, Pre-Travel: 2.0mm, Feel: Linear]
 ひょっとしたらBrown[Force: 55g, Pre-Travel: 2.0mm, Feel: Tactile]の方が良かったかも

まとめ
結論から書くと、丸二日、のべ20時間ほど仕事で使用したが、学習曲線が上がらず、右手の痺れを悪化させてしまったため、利用を中止した。このブログはKinesis Freestyle2で書いている。これは私の場合の問題なので一週間頑張る体力があればなんとかなるんじゃないかな。三万円位したのに。ああもったいない。

みた感じ
カッコいい。クール。まさに会社のデスクに置いておきたい感じ。謎の高級感あり。

キータッチ
カチャカチャ感はRealforceよりもHappy Hackingに似ている。このため、キー最大押し下げ時の着地感から指先への不快感を感じてしまう自分には向いていない感じ。Realforce[Force: 30-45g]や、Kinesis Freestyle2[35g]のキー最大押し下げ時の停止感の柔らかさの方が好み。

カスタマイズ性
こちらのサイトでキーレイアウトをGUIで定義し、ダウンロードしたファイルを、teensy.exeというツールでキーボードのファームウェアに書き込むことで、ほぼ何でもできる。Windowsでレジストリをいじって再起動みたいな面倒くささは皆無。
https://keyboard-configurator.massdrop.com/ext/ergodox

買った初日は10分おきにレイアウトを変更していたが、二日目の午後にはおおむね安定して、こうなった。

Ergodoc_ez_keymap

このほか、押し込んだ場合と単に打撃した場合で動作を変えることができ、例えばAのキーを押したままにするとControlと認識させるといったこともできる。すばらしい。この場合はコンパイルが必要だがそう難しい知識は必要ない。

キー配列
もっとも苦しんだのが英数字キーの物理的な配列である。写真を見ていただくとわかると思うが、ほぼ碁盤目に並んでいる。通常のキーボードは一列ごとにずれている(千鳥配列)わけだから、使用感はすごく違ってくる。ホームポジションから1を押したらEscになるとか、zを押したつもりでx、bを押すつもりで長い謎キー、7を押すつもりが6。もうきりがない。自分はUS配列と日本語配列キーボードを両方問題なく使い分けられるので、この程度の違いはたいしたことないと思っていたのだが、これが甘かった。上記の配列カスタマイズ図でbが二つあることと、6-0の位置が実キーボードの刻印から左にずれているのは、この問題への苦肉の対応の結果である。

このキーボードは親指の場所に色んなキー置いてあって、これはそれなりに便利なのだが、意外に疲れることに気付いた。でも便利。

物理的なキー配列の問題はまさに慣れの問題であって、おそらく一週間も使えば快適になるとは思うのだが、なにぶん腕の方がそんなに無理できる状態ではないので、涙を呑んで使用を中止した。

使用感
初日
キーのカスタマイズが楽しい。千鳥配列との違いにより、タイプミス多数。チャットでの会話はほぼ不可能。手が疲れた。ストレス大。キーボードのティルト(傾き)についても、ベストポジションが見つからずひたすら試行錯誤。でも楽しい。

ベストポジションがみつからないという話はこちらにも書かれていた。
http://blog.nabetama.com/post/2016-05-23-58/

二日目

かなり慣れてきたが、焦るととたんにタイプミス増。さらに手が疲れる。親指も疲れる。でもポテンシャルは感じる。こちらに慣れた後、たまに千鳥配列キーボードに戻ると、タイプミス激増。US配列との切り替えとかそういう次元じゃない困難さ。

三日目
手の疲労がMaxのためKinesis Freestyle2にもどした。無念。

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